豊泉家からのお知らせ
2025.03.04
ダイアリー
六甲山スノーパークにて、チャレンジド(※)サービスをご利者と、シニアサービスのご利用者に向け「豊泉家アウトドアフィールド 六甲山スノープログラム」を2日間に渡って開催いたしました。
「豊泉家アウトドアフィールド 六甲山スノープログラム」は昨年よりチャレンジドの方に加えてシニアの方にもデュアルスキーを体験していただき大変ご好評いただいたイベントで、参加された皆様は六甲山スノーパークに向かう道中から大変楽しみにされているご様子でした。
そんな「豊泉家アウトドアフィールド 六甲山スノープログラム」をお届けします。
※チャレンジドとは
神様より挑戦する運命を与えられた人達という意味です。豊泉家ではハンディキャップをお持ち方をチャレンジドと呼称しています。
<>欧米でハンディキャップをお持ちの方への呼称としてもちいられている「The Challenged(ザ・チャレンジド)という考え方に基づいています。
豊泉家ではハンディキャップをお持ちの方を"障がい者"ではなく"チャレンジド"と呼称していく取り組みをしてます。 私たちは"チャレンジド”と共に”インクルーシブな社会”を創造します。
新型コロナウイルス感染症の影響で、外出の機会や他者との交流が非常に少なくなってしまったチャレンジドの皆様に、『大自然の中で思い切り体を動かしてほしい!』『いきいきと笑顔で過ごし、あらゆる可能性をあきらめることなく過ごしていってほしい』という想いで、2022年にスタートいたしました。
この「豊泉家アウトドアフィールド 六甲山スノープログラム」ではシニアの方からも「行きたい!」「やってみたい!」「おもしろそう!」などのお声をたくさんいただき、介護・支援が必要な高齢者の皆様にも昨年よりご参加いただいております。
デュアルスキーは簡単に言うと、
『座ったまま滑れるスキー』
となっています。
デュアルスキーは後ろの介助者がパイロットとして操作し、サスペンションがついているため、車いすで生活されている方やハンディキャップを有する方も、限りなくスキーに近い感覚で滑り、楽しむことができます。
デュアルスキーはリフトに一緒に乗ることも可能なため、介助者と離れてしまう不安もなく安全にスキーを楽しむことができます。
また、オリンピックにも出場されたプロスキーヤー三浦豪太氏率いる株式会社ミウラ・ドルフィンズの皆様にご協力いただき、より安全で快適にデュアルスキーをお愉しみいただきました。。
今回の「豊泉家アウトドアフィールド 六甲山スノープログラム」の初日となる2月27日はシニアの皆様からデュアルスキーをお愉しみいただきました。
午前は朝早くから六甲山スノーパークにお集まりいただいた、CCRC豊泉家 芦屋山手の皆様からスタート!
これから始まるデュアルスキーにドキドキワクワク
デュアルスキーの疾走感に思わず笑みもこぼれます
午後からは桃山台コミュニティの皆様がデュアルスキーを体験!
午後も天候に恵まれ、デュアルスキーで気持ちよく風を切りながら六甲山スノーパークのゲレンデを駆け抜けました。
皆様一緒にデュアルスキーを愉しまれていました。
2日目となる2月28日(金)はチャレンジドの皆様にデュアルスキーと雪遊びをお愉しみいただきました。
この日の六甲山スノーパークは前日よりも雲があり時折小雨も降るコンディションでしたが、デュアルスキーをしているときは雨も止んでいました。
冬らしくひんやりした空気をデュアルスキーで切り裂き疾走感を愉しまれていました。
また、デュアルスキー以外にも六甲山スノーパーク内にあるスノーパークでそり遊びや雪玉遊び、雪だるま作りなどをお愉しみいただきました。
デュアルスキーや雪遊び以外にもフェローとの交流を愉しまれていました。
今回で8回目となった「豊泉家アウトドアフィールド」、その中の1つである「六甲山スキープログラム」も3回目を事故無く無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆様が勇気を出して新しくデュアルスキーにチャレンジする姿を見て、フェロー(豊泉家の職員)も勇気をもらっていました。
また、雪遊びなどを愉しまれ自然と溢れる皆様の笑顔を見て、このイベントを実施してよかったと感じております。
これからも豊泉家ではハンディキャプを有する皆様や、介護・支援が必要な高齢者の皆様にも様々なことを諦めず挑戦できるようなイベントを提供していけるように努めてまいります。