豊泉家からのお知らせ
2019.12.23
トピックス
12月10日に豊泉家グループの第15回R&D<研究・開発>発表会が行われました。
R&D<研究・開発>発表会とは、豊泉家グループの各部署から、日頃の取組みや研究、また今後に向けた新たなサービス開発についての発表を行う場であり、自分たちの日頃のサービスの振り返りや、これからのサービスを自ら提案していく場として活用しています。2005年の第1回開催から今回で15年を迎えることとなりました。
今年8月開催の介護、医療などの各ドメイン予選大会には26チームがエントリーし、それを勝ち上がった10チームが決勝となるグループ大会への切符を手にしています。
開会挨拶・激励の言葉 一般財団法人SF豊泉家 運営本部長 阿久根賢一
【グループ大会参加10チームの発表内容】
①HFCチーム 『豊泉家フェロークラブの在り方』
②HCCチーム 『HCCにおける娯楽サービス企画・運営のプロフェッショナル』
③KBHチーム 『豊泉家オリジナルショッピング~お買い物のその先~』
④HAPチーム 『HAPサービス』
⑤スマイルローズ・リハビリテーション科合同チーム(ほうせんか病院)
『褥瘡有病率減少に向けた取組み~褥瘡に対する電流刺激療法を中心に~』
⑥放射線科チーム(ほうせんか病院)
『飲みやすいバリウムへの改良と診断への影響』
⑦ヘルスケアマネジャー会チーム(福祥福祉会) 『呼吸と姿勢の追求Ⅲ』
⑧Vcp会・T3会合同チーム(福祥福祉会)
『豊泉家サービスの有形化への挑戦~CRM委員会の創設~』
⑨CHMチーム(福祥福祉会) 『訪問介護事業の可能性について』
⑩認知症ケアPJチーム 『認知症ケア 豊泉家メソッド』
いずれのチームも豊泉家の個客である、ご利用者(ご入居者、患者様)やご家族、また働くフェローのための取組みをしっかりと考え、今後のサービス展開まで提案を行っていました。
総評・閉会挨拶 豊泉家グループ代表 田中成和会長
【結果発表】
豊泉家の幹部の方々による厳正なる審査の結果、
R&D大賞(1位) 認知症ケアPJチーム
最優秀賞(2位) スマイルローズ・リハビリテーション科合同チーム
優秀賞(3位) Vcp・T3合同チーム
審査員特別賞 HFCチーム
となりました。
~表彰式の様子~
審査員特別賞 エントリーNO.1 HFC(豊泉家フェロークラブ)
「豊泉家フェロークラブの在り方」
優秀賞(3位) エントリーNO.8 Vcp会・T3会合同チーム
「豊泉家サービスの有形化への挑戦~CRM委員会の創設~」
最優秀賞(2位) エントリーNO.5
医療法人成和会 スマイル・ローズ、リハビリテーション科合同チーム
「褥瘡有病率減少に向けた取り組み~褥瘡に対する電流刺激療法を中心に~」
R&D大賞の賞状を受け取る エントリーNO.10 認知症ケアプロジェクトのフェロー
R&D大賞(1位) エントリーNO.10 認知症ケアプロジェクト
「認知症ケア 豊泉家メソッド」
大賞を受賞した、認知症ケアPJチームは第1回から認知症に対するケアの研究を積み上げており、豊泉家における認知症ケアの概念を創り上げ、実践しています。認知症のご利用者を私たちの生活様式にあてはめて、優劣を決めるような支援ではなく、その方の世界観を知り、肯定した支援を行うことで、ストレスを無くしていく『認知症ケア豊泉家メソッド』を確立させました。今回、フェローの支援方法の理解度を高めるとともに、実践するためのアセスメントの開発、活用方法も含めた発表を行い、高い評価を得ました。
R&D<研究・発表会>は、豊泉家の理念でもある「自立・自由度の高い福祉で社会に貢献する」ための貴重な研究の機会であり、今後ますます個客ニーズが多様化していくなかで、現場で個客と直接関わるフェローの視点からの新たなサービスづくりに繋がっていく豊泉家の財産となっています。単に決められた現場でのサービスを提供するだけでなく、多くのフェローの柔軟な視点から、様々なアイデアの種を拾い、研究を積み上げて育てていくことで、豊泉家として今後の地域・社会貢献に繋げていきます。
参加されたフェローの皆さん、本当にお疲れ様でした。また来年の発表を楽しみにしています。