第9回グリーンオアシスの会を11月21日（月）に開催いたしました。

2022年11月21日（月）に、第9回「グリーンオアシスの会」を
アシステッドリビングホーム豊泉家 桃山台 4Fゴールデンルームにて開催しました。
今回は豊泉家のデイサービスやショートステイをご利用いただいている方のご家族５名にご参加いただきました。

1部：阿久根 賢一 理事長による認知症講座「認知症のリハビリ」
2部：生活介護講座
3部：座談会


1部では、社会福祉法人 福祥福祉会 阿久根 賢一 理事長による認知症講座として「認知症のリハビリ」についてお話しいたしました。
リハビリと聞くと身体的なところを思い浮かべがちですが、リハビリをする中で認知症の進行を抑える効果があると考えられています。
そこで今回は、作業療法・運動療法・体操法・音楽療法・アニマルセラピーなどをご紹介いたしました。

2部では、生活介護講座として、桃山台コミュニティの南野清孝コミュニティ長より、介護の仕方など実演を交えて解説いたしました。
この「生活介護講座」は、第7回グリーンオアシスの会にて、在宅介護での困りごとを伺う中で、
・どうしていいのかわからない
・何か良い方法がないか？
というお声をいただき、実演を交えての講座開催の運びとなりました。

実際に介助しようと思うと、動作のメカニズムを正しく理解していないと、間違った介助をしてしまいがちです。
まずは、人が立ち上がる、座る、歩くメカニズムについて正しく理解していただき、そのうえで、どのように手を差し伸べれば安全で、介助する人が楽に介助できるか、ということを実際に椅子やベッドを使ってご説明いたしました。
皆様、日常生活を目に浮かべながら熱心にメモを取りながら聞いてくださいました。
今まさにお困りの「排泄支援の仕方」や、「片方が脱臼しているときの立ち上がり支援の仕方」など、具体的な質問やご意見なども多く飛び交い、非常に充実した活気のある講座となりました。


3部の座談会では、先ほどの生活介護講座を受けてのご感想や、現在のご様子などを伺いました。
講座については皆様ご満足いただけたようで、
「介護される側と介護する側の動き方が良く分かったので、今後活かしていきたい」
「もっと早く知っておきたかった」
との声もいただきました。

日々の生活のご報告では、前回のグリーンオアシスの会で伺ったお困りごとの改善策として、
・デイサービスの職員と今まで以上に情報共有を密にすることにより、日中の様子（排泄のサイクルなど）がより詳しくわかるようになり、夜間の介護が楽になった。
・おむつ交換の際、においがするとため息をつきたくなる。そんなときグリーンオアシスの会でいつもお話に出てくる「尊厳を大切に」という言葉を思い起こして「だめだな、本人はもっとつらいのに」と思い返せるようになった。
・豊泉家の考え方を深く知る様になり、不安なくお任せできている。そういう信頼関係ができていることを伝えたかった。
という様々なお言葉をいただきました。

私たちもグリーンオアシスの会を重ねるたびに、皆様との距離が近くなり、絆が深まっていると実感しております。
日々生活をする中で、抱えきれない状況に直面することもあるかと思いますが、そういった状況や抱えておられる悩みを共有できる場所として、常に寄り添いながら、皆様の良きパートナーとして、困りごとを共に解決していきたいと考えております。

【次回ご案内】

認知症家族の会『グリーンオアシスの会』

第10回　12月14日（水）13:30～15:30（13時から受付開始）

第11回　1月26日（木）13:30～15:30（13時から受付開始）　　

参加費：500円
場　所：アシステッドリビングホーム豊泉家 桃山台 ４階ゴールデンルーム

※お問い合わせにつきましては、ご利用中のデイサービスセンター、ホームヘルプセンター、ケアプランセンターまでお問い合わせください。

2022年度は毎月１回開催を予定し、多くの方のご参加をお待ちしております。


（豊泉家の認知症ケアについて）
動画で見る！豊泉家の認知症ケアのページはこちら→ https://youtu.be/eLUDowmBOxc　
「豊泉家の認知症ケア」のページはこちら→　https://www.housenka.com/dementia_care/index.html